既存顧客の価値を、中長期的な視点で分析できる機能です。
優良顧客の最大化を目的とした指標のため、定点的に観測をすることで
現状行っているサービスやコミュニケーションが優良顧客の最大化に寄与しているかを正しく測ることができます。

※現在(2023/09時点)の仕様では、キャンセルや返品などの注文も分析結果に集計されます。
メニュー説明
パラメータ設定
ここで指定した値に該当する顧客が、「顧客BS」や「ゴールド顧客育成マップ」の分析結果で、それぞれのランクに振り分けられます。
※Fの値を自由に設定することができますが、基本的には、デフォルトで設定されている値でお使いいただくことを推奨しております。
顧客BS
「パラメータ設定」の顧客ランクをもとに、現在の既存顧客の継続率(顧客維持率)や年間LTV、顧客数を算出します。
また、それらをもとにして、向こう5年間に得られる顧客数と売上を予測して表示します。
新規顧客を獲得せず、既存顧客のみでどれくらい売上を構築できるのか、構築するとどうなるのかを確認できます。
あわせて算出される「年商倍率」は、各経過年数ごとに予測された売上の合計と、現在の年商を比較して算出される割合です。
今行っている施策やサービスが、売上にどう影響しているのか把握できるため、CRM評価のひとつの指標になります。
設定項目説明

[分析条件]
・分析基点日の指定方法
【日付/相対日数】から選択できます。
「日付」:分析の基点とする日付を「分析基点日」にて指定できます。
「相対日数」:ここで入力した日数を分析日から逆算し分析基点日を指定します。
例)分析日:3/31 相対日数:30日前 ⇒ 分析基点日:3/1
・稼働顧客数の基準
【新規顧客を含む/新規顧客を含まない】から選択できます。
「新規顧客を含む」とした場合、現在の稼働顧客数に新規顧客を含めます。
「新規顧客を含まない」とした場合、現在の稼働顧客数は、リピート顧客(前年購入があり、今年も購入がある)のみが対象となります。
分析結果用語説明

①(Fグループごとの現在の)顧客維持率
分析基点日から、前々年(2年前)時点で該当するFグループごとの顧客が、前年(1年前)に購入した割合
例)前々年購入した顧客が100人、前年購入した顧客が50人の場合
50 ÷ 100 × 100 = 50%
※顧客Aが前々年でF1に存在し、前年にF2になった場合も、前々年のランクをベースにするので、
F1としてカウントされます。
②(Fグループごとの現在の)年間LTV
Fグループごとの前年稼働顧客*¹のうち本年稼働顧客*²の1年間の売上累計 ÷ Fグループごとの前年稼働顧客のうち本年稼働顧客数
前年稼働顧客*¹:注文日が前年分析基点日から前々年分析基点日翌日の場合に該当
例)分析基点日が2022/3/26の場合、2020/3/27~2021/3/26の間の注文があるとき該当
本年稼働顧客*²:今年新規獲得以外で、最終注文日が分析基点日から前年分析基点日翌日の場合に該当
例)分析基点日が2022/3/26の場合、2021/3/27≦最終購入日≦2022/3/26のとき該当
③(Fグループごとの現在の)稼働顧客数
分析基点日時点で該当するFグループごとの直近1年以内に購入があった顧客のユニーク数
④(稼働顧客全体の)顧客維持率
分析基点日から、前々年(2年前)時点で該当する顧客が前年(1年前)に購入した割合
⑤(各経過年数ごとの)稼働顧客数
n年後の稼働顧客数 = (n-1)年後の稼働顧客数 × 顧客維持率
※1年後の稼働顧客数は、現在の稼働顧客数 × 顧客維持率 で算出されます。
※稼働顧客数には上記に加えて休眠復活顧客や新規獲得顧客が含まれます
⑥(各経過年数ごとの)売上
n年後の売上 = n年後の稼働顧客数 × 年間LTV
⑦(Fグループごとの)5年間の売上計
Fグループごとの各経過年数ごとの売上合計

・年商倍率
5年間の累計売上の総額 ÷ 現在の年商 × 100
※年商倍率についての詳細はこちらから
・年商
分析基点日から前年分析基点日翌日の注文金額累計
例)分析基点日が2022/3/26の場合、2021/3/27~2022/3/26の注文金額累計
・5年間の累計売上
1~5年後までの総売上
実践
【顧客BS】の基本的な操作手順